ログイン画面の解像度を変えてみた + もしもの時の復旧方法について
まず、最初にですが、この方法はある Bing の AI チャットで聞いた時にたまたまこのやり方を答えたんです。その後、何度か同じことを聞きましたが今の所このやり方は教えてくれません。しかし、実際にログイン画面の解像度が確かに変わるんです。不思議ですね。
というわけで、推奨されるやり方では全く無いと思いますが私の環境では上手く行きましたので載せることにしました
記述に無駄な箇所が多々あるかも知れません。予めご了承願います
以下、続きます
1. PC が対応している解像度を調べる
$ xrandr
2. /etc/X11/xorg.conf.d/ に 52-resolution-fix.conf を作成する
$ sudo touch /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf
3. 52-resolution-fix.conf を編集して以下の記述を行う
※このブログ更新後の翌日に記述内容を精査して変更しましたので、最初のブログ更新日に見られた方はもう一度参照していただけると助かります。
$ sudo nano /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf
Section "Monitor"
Identifier "DP1"
Option "PreferredMode" "640x360"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Monitor "DP1"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Depth 24
Modes "1920x1080" "1280x720"
EndSubSection
EndSection
※ 注意事項
2行目の Identifier "DP1" と 8行目の Monitor "DP1" の " " の中の文字は必ず同じにして下さい
同じであればどのような名称でも大丈夫だと思いますが、分かりやすいものにしましょう
例えば、上の例では Display の略称で書いています
もし、違うものにした場合、最悪、起動しなくなります
その場合、復旧する必要があります(後述
Ctrl+o で保存、Ctrl+x で編集終了
4.PC を再起動する
上記の例であればログイン画面が 640x360 の解像度になります
PC が起動しなくなって復旧したい場合
Linux の基幹部分をいじるとこういうことは結構あったりします
\(^o^)/
ですので、ここで、正式なやり方かどうかは私には分かりませんが、復旧方法の一つとしてやり方を書きたいと思います
まず、インストールした時の USBメモリ 等がある方は、それで起動して下さい
ない場合は、こういう時のために作っておきましょう
1GB の USBメモリで十分です( ArchLinux の ISO イメージは 1GB もありませんので
では、起動し終わったとします
以下のコマンドでディスクの情報を確認します
# lsblk
ルートディレクトリのあるドライブを確認するためです
内臓のドライブで、かつ Swap パーティションを作成していない場合は sda2 でしょうし、Swap パーティションを作成している場合は sda3 になっているかと思います
とりあえず、sda3 として例を書きます
# mount /dev/sda3 /mnt
# arch-chroot /mnt
そう、あれです
日記1で登場したあれです
# nano /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf
とすれば、今回であれば問題の箇所が開きますので、修正して下さい
また、こういう時のために原本のコピーを作っておく、という手もあります
例えば、
$ sudo cp /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf.bak
という風に事前に原本を完全な状態で残しておけば、今回の事例で直す場合に逆の手順を踏めばいいのです
# cp /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf.bak /etc/X11/xorg.conf.d/52-resolution-fix.conf
どちらでも、お好きなやり方で自分のファイルを守りましょう
では、編集が終われば最後に
# exit
# umount /dev/sda3
とした後に、一応本当にアンマウント出来るか確認しましょう
# lsblk
確認できれば、USBメモリ を引っこ抜いて再起動します
# reboot
以上、復旧の仕方でした
これが正しいやり方かどうかは私には分かりませんし、また、ドライブに盗難とかの対策としてセキュリティを施している場合などは出来ないかも知れません
その場合は、詳しい方に聞いて下さい
それではご武運を